2014年 06月 18日
機に臨み変に応ず
ホームページにも書いているんですが、
【伝統鍼灸かみなり】では初診時にしっかりと時間をかけて問診し、治療を行ないます。
あらかじめ記載してもらう内容も多岐に渡ります。
そのためそれを前にしてたじろぐ方も少なからずいらっしゃる(苦笑)
では何のためにそうするのか。
今の状態を限りなく正確に把握するためです。
様々な内容からひとりひとりの状態がうかがえます。
そして過去どのような病気をしてきたか、どのように過ごしてきたか。
誰しも過去の歴史があって今があるし、
今の状態だけで全てを把握することは不可能です。
そんな名人もいるでしょうが、僕はいたってノーマルな人間なのでそんな特殊能力はありません。
また、患者さんとしても、問いかけに対して答えていくことが
またあらたな眼でご自身のかかえる症状、問題点を意識するきっかけになったりもします。
この行程を経ることで、ご自身がなぜそのような症状になったのか理解していくことができ、
またご自身を見つめ直すきっかけともなるので、
この、多少めんどうにも思える行程は、治療の土台として、とても意味のあることだと思っています。
もちろん無理強いして聞くことはありません。
目的は根掘り葉掘り聞くことではなく、症状がよくなること、治ること。
そのためにはお互いの信頼関係がとても大事です。
機械的にやってよくなるわけがない。
だから一度に問診票を書くのが大変だと思う方は少しづつでいいのです。
僕、アタマやわらかいですよ(笑)
臨機応変にやっていきます。
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