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病気の原因〜その参〜番外編

題名では原因と書いていますが、今日はちょっと違います。
昨日の投稿からの続きということで一応題名はそのままで。

エボラ出血熱。

西アフリカで流行しております。死に至る病ですし、動向は気になるところだと思います。防護服に覆われて医療に従事している人の姿も目にします。

確かに深刻な問題なのですが、この問題はアフリカ諸国の医療事情、生活環境と大きく関与するところです。

以下は検疫のサイトです。

これによると、

人から人への感染で患者の体液等(血液、分泌物、吐物、排泄物)、またそれに汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れることで、病原ウィルスが傷口や粘膜から侵入するとあります。

エボラ出血熱が流行している国では、そもそも医療現場の環境が劣悪であることが否めません。日本の外務省では自国民に対し、これらの国で医療機関にかかることは通常でもすすめていません。

その国の人々の衛生に対する知識も乏しく、レストランやホテルでの食事でも食中毒を起こすことも稀ではないということです。

水の状態がよくないので、ミネラルウォーターを使うわけですが、食材を洗うのもミネラルウォーターで行っているわけではないですからね。家庭では病院の状態よりさらに衛生条件は悪くもなるでしょう。病院のベッドでは、その場で入院患者の家族が食事を作っている状況が多々あるようですね。病院食というのは無いようです。そしてその残飯がベッドの下に捨ててある状態。なかには肉なども。なんと注射針などと一緒に。

僕はこの状況を実際に見てきたわけではありません。現地に視察に行ったとする方が挙げている情報を、他の情報とも照らし合わせながら書いているにすぎないので
このような、ある情報のある一端をとらえて、この国はこうと論じることは、もちろんできませんし、するべきではありません。
しかし、この方の挙げたある一病院の現状から想像される、その国の衛生に対する文化、管理の程度、疫病への衛生面におけるコントロール状況は的外れではないとも思います。病院であってさえもそのような衛生状況であり得るという環境で、感染を防ぐのは容易なことではないでしょう。
もちろんその状況で生活していても感染しない人もいるわけで、
その人の身体のエネルギーである「正気(せいき)」というものが大事だということはいえます。


それにしても
現地で医療に携わっている人の大変さは想像を絶することでしょう。エボラ出血熱の致死率、その拡散状況が悲惨なため報道にも熱が入っていますが、そもそも他の感染症の問題がこれらの地域で解決できているわけではありません。アフリカ諸国の問題というのは多岐に渡ります。内戦や先進国の関わり、政治、民族性の特異、地域性など。


自国の問題の存在ももちろんですが、様々な問題を解決するために世界機関から借金をして、その利息が多大という話を以前、本で読んだことがあります。先進国が豊かにさせない要因となっていると。
この本の著者によれば、抜本的に制度を変えないと単に経済的な援助をしても解決には繋がらないということでした。

話が脱線しましたが、
ちょっとこれを機にアフリカ問題についてもいろいろと勉強しようと思いました。

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ありがとうございます!
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by shinkyu--kaminari | 2014-09-10 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)