2014年 10月 03日
狂言 神鳴
最初のブログで触れておりますが、雷はもともと「神鳴」と書いておりまして、その意味合いも込めるために、【伝統鍼灸かみなり】はひらがなを使用しているのです。
そしてこの「神鳴」。実は鍼と縁が深いのであります。
狂言に「神鳴」という演目があり、この中で鍼治療が行われるのです。
しかも打鍼という手法です。
内容は、都の藪医者が東国に行く途中に、雷鳴とともに神鳴さまが空から落ちてきて、腰を痛めたので神鳴さまに治療をするという話です。
時代的には室町時代において行われているような打鍼という手法を、僕が所属する鍼の会も取り入れておりますので、伝統鍼灸に縁があるわけなのであります。
そしてこの狂言の話をとある患者さんにしたところ、心に残ったようで、今度行われるという情報をもってきていただきました。
ちょっと前には絵本ももってきていただいたんですよね。
せっかくなので、今度観てこようと思います。
楽しみです(^_^)v
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2014-10-03 20:30
| 徒然に
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