2014年 10月 09日
食欲の秋!
いろいろな美味しいものが出てくる時季であり、過ごしやすい気候で食欲が進む人は多いです。
しかし、食欲がないという人もいるのです。
あり過ぎる食欲を止めて欲しいという人もいますが、、、
問診票にも欄があるように、食欲があるかないかというのは大事なことであります。
最終的には生命に関わりますからね。
生きるために必要な行為であることに欲望がわかないというのは、普通の状態ではないわけです。
でも、必ず三食を食べないといけないということではありません。
一日一食を勧めている方もいますよね。
実際に実践して、その方が調子がいいという人もいます。
ただ、その一食に対して食欲があるということが前提ですね。
食欲というのは大事なのですが、その有無が生理現象か病理現象かというのを見極める必要があります。
例えば風邪を引いて、進行してある段階に入ると食欲がなくなります。
これは病理現象における生理現象なわけです。
風邪を治すことで食欲が出てくるわけですから、無理矢理食べさせるというのは悪化することになります。
食欲がないということの病理では、「脾の臓」「胃の腑」が疲労や飲食不節、他の病気で弱っていたり、状態や、ストレスなどにより「肝の臓」が「胃の腑」を攻撃して降ろす働きが上手くいかない状態などがあります。
また、食欲がないと言っても、食べたら食べられるという状態というのもありますね。
このことについては次回。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2014-10-09 20:30
| 東洋医学
|
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