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灯台下暗し

意味:灯台の真下が暗いように、身近なことがかえって気づきにくいことのたとえ(大辞林より)

地元浅草に開業をして四ヶ月が過ぎました。

「まだそれぐらいなんですね?」と、はじめて来院された方だけでなく、
以前勤めていた【荻窪接骨院・荻窪治療室】からの患者さんにも言われます。

僕自身もほんの数ヶ月前まで荻窪の地で勤めていたことを、もうだいぶ前のように感じます。

しかし、常に地元にいて人を迎える立場になると、
この浅草の地には四季折々に様々な行事が古来より続いていることにも気づかされ、
また、そのことについて自分がいかによく知らずに育ってきたかにも気付かされ、
自ずと知りたいと思うようになるものですね。

今日は浅草寺で「菊供養会」、
境内で「金龍の舞」が行われておりました。
浅草に嫁にきた妻はすでに数回みているそうですが、
浅草に生まれ育った僕自身は今までライブで見たことがなく、まあ今回も見られませんでしたが、
この行事について人に説明しようとするとなると、自分でもいろいろ調べますからね。

なぜ、そういう行事があるのか、どういうものなのかと。

荻窪に勤めていたときはなかった感覚ですね。
治療をするための受け入れだけでなく、浅草という地への迎え入れをする。

ただ地元だから、ただそこで開業しているという理由で、その地について知りたいとは誰でも思うことかもしれませんが、
なにしろこの浅草はほんとうに多様で興味深い行事が脈々と過去から受け継がれ、いまなお日々、うごめいている。

浅草という独特の土地だからでしょうね。

灯台の下も照らせるようにしていきたいと思います。



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by shinkyu--kaminari | 2014-10-18 19:30 | 徒然に | Comments(0)