2014年 10月 23日
風邪を治す
今日ある患者さんと話してて、少し驚いたことがあります。
患「風邪をひいて、市販薬を飲んだんですけど、やっぱり治らなくて。」
僕「どうしたんですか?」
患「病院に行きました。」
僕「普段は風邪をひいたらどうしてるんですか?」
患「病院に行きます。」
僕「病院に行かずに治すことはないのですか?」
患「治るんですか?」
僕「(゚o゚;;」
鍼で治ることも説明しましたが、何よりも自己治癒能力があるではないですか!
でも、こういう意識でいる人も多いのでしょうね。
もっと発信していかなければいかんですね。
これって習慣だと思うのですが、僕は風邪で病院には物心ついた頃から行ったことがありません。風邪で休んだことも。市販薬も使ったことがありません。
そういう人もいますよね?
病院に行った方がいい病もあると思います。
しかし、全て病院に行かなければならないものではありません。
膝を擦り剥いただけでは病院に行かないですよね?
しかし、日頃の状況により風邪をひいたときの状態が決まってきます。
薬でなんとかしなければならない状態になってしまうことが問題なわけです。
そして薬によって治すのではなく、こもらせてしまう場合もあります。
次に風邪をひくときに、その伏しているものが浮いてくるので、症状としてはひどくなります。
そしてまた薬を飲む。
これでは悪循環ですね。
風邪をひいて悪いものを出して、ひく前よりいい状態にする。
そうであるべきです。
そのためにはもともとをいい状態にする。
そのためにこそ鍼です。
それが未病を治すということです。
病気でなくても治療ができるのが、鍼のいいところです。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2014-10-23 20:30
| 東洋医学
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