2014年 11月 05日
テレビで言われていること
よく言われることのひとつです。
「テレビでこれやるといいと言うのでやっています!」
こういう方は僕の言うことはテレビほど聞いてくれません(苦笑)
僕の説明のわかりづらさを差し引いても、テレビの力の大きさを感じます。
たまに僕が患者さんに言ったことと同じことをテレビで言っていることがありますが、
テレビを見たその患者さん、初めて聞いたかのように僕に話してきましたからね。
逆に覚えている人は、そのことで僕への信頼感を増す人もいますし、いずれにせよ影響は大きいです。
必ずしも正しいことを伝えてないとわかっている人もいますけどね。
最近YouTubeで見たテレビ番組で、歩き方をやっていました。
元スポーツ選手などを歩かせてチェックするのですが、優劣をつけ、本来はこうあるべきだという論を講じているものです。
このような場合、往々にして結果的にそうなっているものを、そうすべきものとして論じているフシがあります。
部分にフォーカスして、股関節を大きく開くようにするとか、膝の角度を何度にするとか。
こんなことを意識したら、自然な走りができなくなってしまいます。
意識するところはもっと別なところにあるものです。
そして結果的に、そのような膝の角度になっていることがいいでしょう。
しかし、そのような番組の中でもいい部分は自分の中に取り入れます。
足の指における感覚。
力を抜くこと、効率よく歩くことにおいて、少し指がおろそかになっていました。
指で蹴るわけではありませんよ。指を最後まで使う。
そのためには指への意識でいいのか。
検証しながら自分の理論の中に取り入れていきたいと思います。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2014-11-05 20:30
| 徒然に
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