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脳震盪〜その参〜

脳震盪に関して、日本で行われている競技では、最もラグビーがすすんでいると思います。

事故において最も避けなければならないのは、その後の人生、生活において支障をきたすことです。そして、それをしていれば防げたということをやらないこと。

ラグビー界においてはそれを徹底していると思います。

以下に抜粋します。


フットボール・ラグビーにおける脳震盪の扱い

「脳震盪を起こした場合」、「脳震盪の疑いのある場合」、「バランステストの異常」のいずれかひとつに該当する競技者(選手)は、即刻退場となり競技および練習を継続することはできない。また、医師の診察や医療機関受診が必須となる。更に、受傷後最低14日間は、いかなる運動も禁止して安静する。アスピリン、鎮痛剤なども使用しないことなどがガイドラインとして発表されている。

また、競技に復帰する際は、段階的競技復帰プロトコル(GRTP)に従って復帰することが求められている。

脳震盪の疑いの所見とは、
  • 意識消失
  • ぼんやりする
  • 嘔吐
  • 不適切なプレーをする
  • ふらつく
  • 反応が遅い
  • 感情の変化(興奮状態、怒りやすい、神経質、不安)
脳震盪の疑いの症状とは、
  • 頭痛(プレーを続けることができない程度)
  • ふらつき
  • 霧の中にいる感じ
  • 以下の質問に正しく答えられない(見当識障害・記憶障害)
    • 『自分のチーム名を言いなさい』、『今日は何月何日ですか』、『ここはどこの競技場ですか』、『今は、前半と後半のどちらですか』
バランステストとは、

『利き足でないほうの足を後ろにして、そのつま先に反対側の足の踵をつけて一直線上に立つ。両足に体重を均等にかけ、手を腰にして、目を閉じて20秒間じっと立つ。もしバランスを崩したら、目を開けて元の姿勢に戻してまた、目を閉じて続ける』を行う。

このとき、20秒間で、6回以上バランスを崩したら(下記のようなことが起こったら)、退場

  • 手が腰から離れる
  • 目を開ける
  • よろめく
  • 5秒以上、元の姿勢に戻れない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これは、つまりどんな重要な試合であれ、その選手がいかにチームの戦力において必要な選手であれ、脳震盪の疑いがあれば、二週間は安静、競技復帰は早くても三週間と考えられます。

もちろんここまでする必要のない場合が多いかもしれません。
実際こういう決まりごとがなかった時代に、後遺症が残ったり、死に至ることが多数あったわけではありません。

しかし、少数でも確実に事例があり、短期間に続けて脳震盪を起こすリスクがあることがわかっていて、防ぐ手立てがあるのならばそれをすべきでしょう。

そこに一時の感情を挟むことは後に後悔することになるおそれがあります。

脳が完全に回復する前に、再度強い衝撃を受けると、脳に重篤な問題を抱えることになり、セカンド・インパクト・シンドロームと呼ばれております。

このようなことを防ぐため、脳震盪に対するガイドラインとして、SCAT2という評価基準を設定しています。検索すると簡単に出てくるので調べてみてください。
Jリーグでは中度の脳震盪(意識消失がなく、回復に15分以上要するもの)に対しては7日間の競技復帰を禁止しています。

それを考えると先日ブンデスリーガで香川真司選手が脳震盪の疑いがありながら、競技を続けさせていたことには疑問を感じずにはいられません。

字体も大きく長くなったので、続きは次回にしたいと思います。
東洋医学的にどうアプローチするか。

今度から今日ぐらいの字の大きさにしようかな。



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by shinkyu--kaminari | 2014-11-17 20:30 | いわゆる… | Comments(0)