2014年 12月 02日
寒波襲来
今夜遅くから冷え込み、明日からグッと冷え込む予報が出ておりますね。
真冬並みの気温になるといったことも言われております。
まあ過剰に怯える必要はありませんが、備えておいて損はありませんね。
特に明日は風向きも南です。
こういう通常の季節と違う風を虚風(きょふう)とよび、病邪となって病を引き起こしやすいので注意すべきと、古の教えにはあります。
①正気の弱りのある人は虚風が侵入しやすい
②月が新月に近いときは虚風が侵入しやすい
③気候変動が大きい年は虚風が侵入しやすい
このような気候気象が身体に及ぼす影響については、大先輩である橋本浩一先生が書かれた『内経気象学入門』という本に詳しく丁寧に書かれております。
最近意外に暖かく、そして雨が多かった、という状況から寒くなると陽虚といって暖める力の弱い人や、内湿が多い人は寒湿邪の影響を受けそうですね。
気温の変化の度合いによっては心疾患も大きく影響します。
そのような状況を予測して鍼をしていくということが未病治であります。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2014-12-02 20:30
| 東洋医学
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