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筋会(きんえ)というツボ

これは備忘録として

八会穴(はちえけつ)というものがあります。

『黄帝八十一難経』という古典の中の「四十五難」に記載されています。
腑会、臓会、筋会、髄会、血会、骨会、脈会、気会の八つです。

それぞれの気が集まるところの要所をひとつのツボにあてはめています。

表題の「筋会」は「陽陵泉(ようりょうせん)」というツボ。

足少陽胆経という経絡のツボで、膝の外側にある腓骨のでっぱったところの下に位置します。

筋会というくらいですから、筋の病んでいるときに使うという記載なのですが、ここ数ヶ月前まではあまり使うことがありませんでした。

しかし、やはり身体の使い方をつきつめていくと、ここの動きはないがしろにできません。ダイナミックには動かないんだけど、微妙に動いて重要な役割を果たすところ。そういうところに魅力を感じます(笑)

立位のときに、ここに力感を感じずに立てることは、バランスを見る上ではとても大事なところです。逆に言うと、ここに反応がなければ、負担なく身体を使えているとも言えるでしょう。

そんな視点でも見ていくとさらにおもしろさが尽きません(^ ^)

備忘録でした。


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by shinkyu--kaminari | 2015-02-28 19:00 | 備忘録 | Comments(0)