2015年 03月 05日
再び花粉症
花粉症は鍼でよくなる!
以前「花粉症に鍼」というものを2回に渡って書きましたが、
この時季やはり来院される方でも多いので、書き加えていこうと思います。
以前、花粉症を起こす要因として
「肺の臓」「肝の臓」「脾の臓」が大きく関わり、それらが上手く働かないことで、くしゃみや鼻水、目の痒みといった症状が出るということをお話ししました。
ですから、治療としては「肺の臓」の弱りがメインであれば、それを助ける、「肝の臓」が熱化していることがメインであれば、それを落ち着かせるというようになるわけです。
花粉という影響があっても、それが全てではないということはみなさん感じているのではないでしょうか。
また、ストレスを抱えていて、飲食の不摂や水分の摂り過ぎもあり、元来喘息があり肺も弱いはずなのに、花粉症の症状はない人もいます。
要因があるから必ず発症するわけではないですから、不思議なことではありませんが、それには何が関与しているか、もう少し突き詰められたらいいと思っています。
ただ発症している人に僕が感じる共通している部分もあります。
それは「頭部の滞り」
触ると何かでコーティングしている感じを受けます。
何重にもわたって。
これは頭痛として自覚していたり、頭重感として感じている人もいますが、自覚していない人も多いです。
治療すると、頭が軽くなったとか、顔がすっきりしたと言います。
気逆しているし、余分な水分を顔面に上げているから当たり前なのですが、日頃からその変化を感じられ、自ら対策ができるといいですけどね。
そのためには自分の身体を正確に把握できること。
無理している人が多いですからね。


ありがとうございます!

by shinkyu--kaminari
| 2015-03-05 20:30
| いわゆる…
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