2015年 04月 22日
脈を診る
初診時に限らず診察のときには必ず脈を診ます。
「早いですか?」
と聞いてくる方もおりますが、早い遅いだけを診ているわけではありません。
脈が流れている状態から身体の状態を診ているわけです。
わかりやすい脈の場合、患者さん自身にも確認してもらいます。
ただこちらが脈が良くなったといっても、実感わかないですからね。
共有できるものはして、自分の身体に関心を持ってもらうことが重要だと思います。
先日の患者さんは右側が弦のように筋張った脈でした。
左はそうではない。
一本鍼を入れ、しばらくしてから抜いて診てもらうと、太さが出て緩やかな感じに。
本人も違いを実感。
身体が緊張状態になっているので、治療してそれが緩めば、身体もそういう反応を示すわけです。
活き活きとしているというのは、柔らかいということ。
大事なことです。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2015-04-22 20:30
| 初診
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