2015年 05月 14日
鍼の営業
先日突然扉が開き、スーツ姿の女性が入ってきました。
鍼灸師ならばおそらく誰もが知っている、鍼を作っている会社の営業で、新作の鍼を試してくださいとのこと。
日本において主に行なわれている鍼の刺し方は、管を用いて行なう「管鍼法」という方法です。
トントンと管の先に出ている鍼を叩くわけです。
そこの会社のものも多くはそのためのもの。
僕が行なっているのは、管を使わずに鍼先を馴染ませて刺入する方法で、それに適した鍼を使っているため、そこの会社のものは合わないのです。
新商品の形状はよりそう思わせるものでした。
タイミングでしょうかね。
後悔したのですが、それはそれとして、鍼のメーカーで働く人の鍼に対する気持ちなど聞けばよかったなと。
普段僕が話す鍼のメーカーさんは、僕らのやり方を理解している方ですからね。
聞くだけでなく、本当の鍼というものはこうなんだということを説いておく必要がありましたね。惜しいことをしました。
次きたときタイミングが合えばトライします(^ ^)
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2015-05-14 20:30
| 徒然に
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