2015年 06月 09日
呼吸は鼻でするもの
呼吸が重要だということはこのブログでもよく取り上げています。
1日2万回近くする呼吸。
この質を上げることは生活の質を上げることでもあります。
胸式呼吸、腹式呼吸、呼吸法というものもよく話題にはなります。
僕はわけてやるものではなく、連動していくことが理想だと考えています。
そこで、よく質問もされます。
「吸うときは鼻ですか?口ですか?」
もちろん吐くときも、どっちで行なう方がいいのか。
呼吸が浅い人には、まず意識的に呼吸をしてもらうために、どっちということなくやるということを求めています。
東洋医学的には鼻は「肺の臓」と、口は「脾の臓」と関わりが強いです。
これは発生学的にも言えることで、鼻は呼吸するためのもので、口は食べるためのものです。
では口ではやるべきではないかと言ったら、そうではありませんが、鼻で上手く呼吸ができた方がいいと考えています。
意識的に口を閉じて呼吸を止めることはできますが、鼻を閉じて呼吸を止めるということはできません。意識してしないということはできますが。
自然に開かれているわけです。
これはとても意味のあることだと思います。
鼻は口ほど大きくひろげることはできないので、より落ち着かせる状態を作るには、鼻でゆったりと呼吸をするのがよいと最近は考えています。
その方が呼吸における無駄な力も抜けやすい。力を入れて深呼吸をする方多いですからね。
「呼吸で遊ぶ」ということを以前言いましたが、遊べば遊ぶほど奥の深いものです。
一番大事な行動でありながら、一番意識しなくてもできてしまうもの。それ故に一番奥の深いものかもしれません。
これからも遊んでいきたいと思います。


ありがとうございます!

by shinkyu--kaminari
| 2015-06-09 20:30
| 徒然に
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