2015年 09月 16日
成長痛の正体
僕が子どものころから疑っていたもののひとつです。
「成長痛」
成長期に起こる、所見に異常が見られないけど痛みを訴える症状です。
足に痛みを訴えることが多いですね。
何もしていないのに痛みを訴えます。
以前ブログにも書いた記憶があるのですが、題名では見当たらなかったので再登場。
これからもこういった再登場はあるかと思いますが、そのときはじめて見る人もいると思いますので、ときどき出していきます。
これみなさん疑問に思ったことないですか?
なんで成長するのに痛むの?って。
成長って痛みを伴うのですか?と。
僕が疑問に思ったのは、自分はまるで経験しなかったからです。
一般より少し大きい方なのでしっかりと成長はしていました。
けれど、何もしてないのに痛むという経験はありませんでした。
ですからこれは成長とは関係ないな、と子どもながらに思いました。
また「成長痛」とする診断根拠がないことも後にわかりました。
①レントゲンで異常がない
②直接の原因がない
③痛いときとそうでないときがある
こんな状態であればたいがい成長痛と言われます。
では、東洋医学ではどうかというと、成長痛という概念はありません。
成長によって痛みが起こるとは考えられていません。
ですから、問診、体表観察をして、どうやらこれが原因だ、というところに持っていきます。
鍼は非常によく効きます。
どう考えて治療しているかは次回に。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2015-09-16 20:30
| いわゆる…
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