2015年 10月 09日
鍼養生
たいがいの人というのは、はじめからあるものには執着せず、あとから獲得するものに必死になるものです。
前者で言えば健康。
後者はお金でしょうか。
しかし、健康も失うとそれを取り戻そうと躍起になるものです。
健康な身体をもって産まれなかった人からすれば、もったいない話です。
でも、徐々に失われていくものは、なかなか気づかないとも言えます。
そのため、日頃の養生が大事なわけです。
ならば、養生というのはいつから行うのがよいのでしょうか。
また、何をすればよいのでしょうか。
食事や運動などはもちろんなのですが、ここでは子どもの頃からしておくべき鍼養生について。
子どもの疾患として、喘息やアトピー、アレルギー性鼻炎などはよく治療に行かれると思うのですが、乗り物酔いや肩こり、生理痛などはひどくないと放置されることが多いです。
乗り物酔いは仕方ないと思われていませんか?
肩こりを、子どものくせに、と片付けていませんか?
生理痛をあるのが当たり前と思っていませんか?
他の疾患はもちろん、これらは鍼で改善できるものですし、した方がいいものです。
これらをなくしておくことで、重篤な疾患のリスクを下げることができます。
なぜか、これらは気の停滞、そこからおこる気逆に起因するものが多く、それらを起こりにくい状態にすること、つまり気がうまく巡っている状態にすることが、万病を防ぐことになるからです。
【伝統鍼灸かみなり】にこられる方でも、子どもにも鍼ができる、有効だということを知らない方がいます。
病院で薬をもらうことや、予防接種を受けることは、養生にはなりません。
健康でも養生できる鍼灸東洋医学のよさをもっと知ってもらいたいと思います。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2015-10-09 20:30
| 東洋医学
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