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酒呑みは甘いものを嫌う

一般的にお酒をよく嗜む人というのは、甘いものを嫌う傾向がありますよね?

もちろん例外もあって好きな人もいるわけですが、これには根拠というか原因があるのです。

「若酒客病、不可與桂枝湯、得之則嘔、以酒客不喜甘故也。」

『傷寒雑病論』という漢代の書物の中に書かれてある条文です。

意訳「呑んべえが風邪引いたら、桂枝湯をあげちゃいかんよ。吐いちゃうから。呑んべえは甘い薬は受け付けないんだよ。」

漢方薬というのは性味があり、「四気」と「五味」の組み合わせで分類されます。
「四気」は寒熱温涼、「五味」は酸苦甘辛鹹。
桂枝湯というのは「辛温」の性質があり、辛は熱を助けるし、甘は湿を助ける作用があります。

呑んべえの人は、湿熱が体内に多くあるので、ここに加えると滞り、胃の気が上逆して吐くことになるわけです。

つまり、逆を言えば、呑んべえでも、湿熱がさばけている人は与えてもいいし、甘いものを平気で食べたりもするわけです。

しかし、甘いものが食べれるから、呑んべえでも桂枝湯を与えていいというわけではありません。

甘味というのは身体を弛める作用もあります。
日頃のストレスを解消するために、そこに向かえる人もいます。

いろいろ総合的に見ていくと、本質が見えてくるでしょう。


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by shinkyu--kaminari | 2015-10-14 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)