2016年 01月 22日
呼吸と姿勢
呼吸についてはこれまでに何度か、何度も?書いていますが、やはりそれだけ重要なわけです。
どのくらい重要かっていうと、それはもうすごい重要なんです(笑)
1日食事をしなくても死ぬことはありませんが、呼吸は1時間しないでいることすらできません。
ですから呼吸によって身体はよくも悪くもなるし、姿勢だって変わるんです。
子どもが姿勢が悪いと、背筋を伸ばしなさいって言いますよね?
それは体裁を繕っているだけで、本質にアプローチしているわけではありません。
場合によっては呼吸の仕方を変えるだけで、無理に伸ばさなくても自然と伸びるようになります。
立ち姿勢が反り腰になる小学校4年生の男の子。
肩を上下するような呼吸になっていて、お腹への意識がまるでありません。
腹式呼吸をさせてみると、お腹しか膨らまない。
これ大事なところです。
腹式呼吸ってお腹だけが膨らめばいいっていうもんじゃないですよ。
お腹とともに腰も膨らむ。
しかも自然と。
今までそうしてない子にはさっぱりわかりません。
でもやろうとすると、徐々に意識が通いはじめできるようになってきます。
そうすると、立ったときの姿勢が例に挙げた子であれば、反り腰でなくなる。
本人も肩が降りたことも実感していました。
これを知らなかったら、この先このまま大人になっていたかもしれません。
学校や家庭で教えられることではないですからね。
でもこれは自分の内側に意識を注ぎながら、外の自然と一体になれば、自然となされてくるものではないかと思うのです。
山や川や海だけが自然ではありません。
身体も自然の一部です。
遮断せずにいきましょう。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2016-01-22 20:30
| 徒然に
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