2016年 02月 22日
(一社)北辰会2月定例会 於お茶の水女子大
指導する側として中級くらいの班をひとつ担当させていただきました。
部分を通して全体を診る。そしてアプローチするところは部分だけど、鍼を施すときには全体というより、身体そのものを意識する。
体表観察から刺鍼への流れはそういうものだと思います。
それぞれの診法をやることにとらわれると、なかなか全体というものが意識されにくくなります。
フェザータッチということを重視していて、各々触り方は上手いと思うのですが、関連付けて診ていくというところが難しいようですね。
以前自分が同じ境遇だったとき、講師の先生が僕が診ている状態を的確に指摘し、導いてくれたのを覚えています。
当時は何で僕が触って感じている感覚がわかるのかなぁ?と思っていましたが、そのレベルと同等とは言わずともわかるようになってくるものですね。
そして教えながらまた自分の至らないところに気づくわけです。
午後は用事があり途中で抜けましたが、充実した時間を過ごすことができました。


ありがとうございます!
