庭前柏樹子

一粒万倍日であり、大安吉日の今日、【伝統鍼灸かみなり】にあるものを飾りました。

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棟方志功氏から友人としてのお祝いで妻の祖父が贈られたといういわくつきの銅版。

書かれてあるのは「庭前柏樹子」

「無門関」という中国宋代に無門慧開によって編集された公安集、要は禅宗で修行者が悟りを開くための課題として与えられる問題が集まったものですね。

いわゆる「禅問答」というものです。

その中に出てくるひとつ。

ひとりの僧が和尚に「達磨大師が禅を伝えるために、インドから遥々中国まできた意味はなんでしょう?」
と問いました。

和尚がこたえたのは
「庭前の柏樹だよーん」

納得のいかない僧は
「和尚、私はつまり禅とは何かと聞いてるんですよ。心の外にあるものでこたえないでください。」

和尚「そんなことしてないよ。わからない?」

僧「では真の意味は何ですか?」

和尚「庭前の柏樹だよ。」

和尚は「心境一如」という、自己と外界とは繋がっている同じものとして捉えているわけです。
僧は対立的に見ています。

無心の心を言葉であれやこれやと言い表さなくても無心でそこにある庭前の柏樹が表しているわけです。

禅の思想というのは東洋医学と関係が深いです。
身体を観る、または診る、ということも自己と外界を繋げることでもあります。

妻の祖父の遺品です。
ありがたいものです。


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by shinkyu--kaminari | 2016-03-01 20:30 | いわゆる… | Comments(0)