2016年 08月 15日
徳島阿波おどりに参戦!
阿波おどりをはじめて10年ちょっと。
それなりに踊れるようにはなってきましたが、「本場」の踊りを現地で見たことはありませんでした。
阿波おどりの本場といえば、もちろん徳島。
醍醐味は生演奏による、踊りと鳴り物との協調ですから、本場のものを見ずして語ることは、何かが抜けている気がしていました。
連として15周年の今年、様々な人のおかげで見ることを通り越して、本場で踊る機会を得ることができ、12日、13日と踊ってきました。
もちろん見ることもしっかりと(^ ^)
踊りに限ったことではありませんが、他の地で文化として根付いているものを、そっくりそのまま別の地で同じように発展していくことはありえません。
中国由来の鍼だって、日本においては、そこであった形に変わっていきます。
阿波おどりも徳島で育まれたものが、まるっきり同じ形で浅草で根付いていくとは思いません。
しかし、本場を知らずに、独自色を出すというのは、深みがないものになっていくでしょう。
多くの連員が共有することで、幅の広い深みが出てくるようにもなる。そんな気がします。
今回一度行っただけで理解できたこと、感じれたことは一部だけかもしれませんが、肌で直接感じれたというのは大きいと思っています。
高円寺では高円寺の阿波おどりがあり、それはその土地、場の状況が作り出した独特の雰囲気があり、徳島にはないよさもあります。
踊る道幅の狭さによる観客との一体感、一緒に盛り上がる、盛り上げるという感じですね。阿波おどりを通してお祭り騒ぎをしている。
踊りが順繰りに道を流していくので、運行としては慌ただしいです。
徳島では街ひろく阿波おどりをしている感じで、ゆとりを持って包み込んでいるように感じました。
そして、観客が状況に応じた距離感をもって、阿波おどりを楽しんでいる。
輪になって自由に踊れる場。
そんな感じの阿波おどりが東京でもできたらと思いました。
また訪れる気がします。
見るために行ってもいいけど、やはり踊るために行きたいですね。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2016-08-15 20:30
| 徒然に
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