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汗をかいて水を飲む

水をしっかり摂らないと脱水症状になる。

よく言われることです。

でもここでは前々から「飲み過ぎないように!」と注意してきました。

そんなことに関わる条文を『傷寒雑病論』から

「〜發汗後、飲水多必喘、以水灌之亦喘。」
(発汗したるのち、飲水多ければ必ず喘ぐ。水をもってこれにそそげばまた喘ぐ。)

発汗というのは津液という身体にある水が出ていくだけでなく、陽気も一緒に出ていきます。簡単に言えば体内の熱を外に出しているわけです。
そこで飲水を多くすると、陽気が少なく、水をめぐらせることができないため、停滞して行くべきところに運べなくなります。
陽気が少ないので、冷えた水が肺を襲い、喘息様の症状が出るとここでは言っています。

ですから飲み過ぎ、冷たいものというのは注意が必要です。
身体にしっかりと陽気がある状態であれば、さばくことができますが、負担にはなっているのです。

サッカーのときに水筒に目一杯氷を入れて持ってきている子がいますが、そんな必要はありません。
運動したときにぬるい飲み物を受け付けないのは経験上わかります。
しかし、冷蔵庫で冷やした水を水筒に入れるだけで充分です。

条文では「喘ぐ」と書いてありますが、大事なのは水の停滞が起こるということです。

まだこれから暑い日はやってきます。
心に留めておいてください。


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ありがとうございます!
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by shinkyu--kaminari | 2016-08-30 19:30 | 東洋医学 | Comments(0)