2016年 09月 23日
ずっと通わなければならないの?
「ずっと通わなければならないんですか?」
患者さんの中にこのように質問してくる方がいます。
どう思いますか?
この質問にイエスかノーで答えるならばノーです。
通わなければならないものではありません。
でも僕は通うことを勧めます。
なぜか?
「万病の未病治」になるからです。
たいがい治療してもらおうと思うときというのは、どこかが悪いときでしょう。
そして病気にならないためにと思って多くの方が行っているのが健康診断です。
でもこれ本当に予防になりますか?
今ある状況を調べて病気を探そうとしているのであって、その状況を健康診断をやることで改善するわけではありません。
それどころかかえって体調を崩すこともあり、先日バリウムを飲んでから調子が悪いと訴えて来院した方もいました。
安心を得るために受ける方を否定しませんが、数値がいいから体調がいいとは限らないし、問題ないと言われていた人が突然倒れるということもあるわけです。
そうならないためにできることは、実は西洋医学にはありません。
なった状況に対処するのみです。
そして鍼灸東洋医学にはそれができる。
だから通った方がいい、と勧めます。
痛いところ、悪いところを治すためはもちろんですが、そうならないために治療を受ける。
僕も年2回はな必ず師匠の治療を受けます。
勉強になるということはもちろんですが、自覚していない状態を把握することにもなり、未病治になるからです。
自分が何年後、何十年後にどうなっていたいか。
強制はしません。
だから「通った方がいいです。」
と言います。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2016-09-23 23:45
| いわゆる…
|
Comments(0)