柔軟な対応

【伝統鍼灸かみなり】では問診によりしっかりと病態を把握して、身体を状態を診ることでそれを突き詰め、少数の鍼に集約する治療をしています。

ですから、痛いところに刺してほしいと思っている人には腑に落ちないところもあるのですが、症状が良くなっていくことで納得しているようですね。

一本しか刺さないことも多いですから、その一本に対する思いは僕はもちろんなのですが、患者さんが、その一本に対する思い入れが強いこともあります。

どういうことか?

例えば、あるとき頭に一本鍼をして身体がすこぶるよくなったとします。
次のとき、頭にはあまり鍼を刺すべき反応があるも脈力的に使いづらく、手に反応が出ていたのでそこに鍼をするが、前回ほどはよくならない。もちろん同じだけ改善するかはそのときの状況によるんですけどね。

次回のときやはり脈力的に頭は使いづらかったので、手に行こうとしたところ、頭に鍼をしてほしいという懇願が患者さんからありました。

やってほしいからって安易にやるわけではないのですが、この方の心神の状況から考えると本人の納得感がかなり治療に左右されるので、頭に行きました。
置鍼時間は短めに。

するとですね、症状好転、脈も良好。

こういうことは少なくありません。

信念は大事なのですが、状況により柔軟に対応する必要があります。
結局は複雑な感情を持っている人を相手にしているわけです。
そこを考える必要があります。

水のように柔軟でいたいと思います。


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by shinkyu--kaminari | 2016-10-05 20:30 | 徒然に | Comments(0)