2016年 10月 26日
いい脈
長男は宿題の自主学習で、たまに東洋医学を題材にします。
昨日は「桂枝麻黄各半湯」という方剤について。
その中に、「脈微緩」と「脈微」という表現がありました。
内容としては、前者は回復しようとしている状態を、後者は正気が衰えている状態を表していました。
そのとき
「いい脈ってどういうの?」
と尋ねてきました。
長男「強い脈がいいの?」
僕「いい脈は和やかで緩やかな脈だよ。それでいてしまっている。だらっとしていない。そんな感じ。」
強いというのはかたいことではありません。
柔らかいことです。
活き活きとしているのは、みずみずしいこと。しなやかであること。
脈も同様にかたい脈はよくありません。
かたい脈が緩やかになれば、よくなったということ。
診れるようになるのは簡単なことではないですけどね。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2016-10-26 20:30
| 東洋医学
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