2016年 11月 21日
地に足がついていない
緊張や興奮のために落ち着いていない状態を、「地に足がついていない」「足が地につかない」と言いますよね。
本当に昔の人は適切な表現をしているなぁと思います。
やはり身体感覚が今より優れているのでしょう。
気が上に上がっている状態になるので、どっしりとした感じの安定感がなく、浮ついた感じになる。
昨日長男のサッカーの試合が千葉県の松戸付近であったのですが、前日の雨でグランドがゆるく、滑る子が続出していました。
この光景を見たときに、いつだかのサッカー日本代表がフランスで試合をし、荒れたピッチの中、ツルツル滑る選手が日本には多く、0対5くらいで敗れたことを思い出しました。
その中で唯一対等に張り合い、どっしりとした安定感を見せていたのが中田英寿選手でした。
スパイクを履いてプレーをすると、地面を噛んでくれて力が入りやすいものです。
しかし、引っ掻いて走るようなことをすると、滑りやすくなります。
気持ちが上ずっていると、それがより顕著になりますし、身体の動的安定性、軸、重心がしっかりとコントロールできていないと、地に足がつかないことになるのです。
スポーツに限らず気持ちが安定しない子は、地に足がつくようの身体操作ができるといいのかもしれません。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2016-11-21 20:30
| 徒然に
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