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鍼灸師のやるべきこと

鍼灸を東洋「医学」として運用する場合、様々な可能性があることに気づくと思います。各科に分かれている西洋医学と違い、ひとつの身体で起こっているものとして、あらゆる疾患を診ることができますからね。

でもそれを都合のいいように扱ってはいけないと思います。

どういうことか?

東洋医学は部分ではなく身体全体を診ます。
それは全体を診ないと部分を正確に理解できないからです。

そして施術する上では患者さんの訴えに基づいて全体を診ます。

全体を調整するということが目的ではありません。

ひとつの身体で起こっているからといって、身体を調整すれば別のところが勝手に治ってくれるわけではありません。もちろんそうなることもあるのですが、「全身調整」というものをすればいいというわけではありません。

この言葉が体良く使われているように思います。

関連しているものもあればそうじゃないものもある。
それを弁別して治療する必要があります。

食べると眠くなるのを改善したくてはり治療に行ったのに、それはご飯を食べなければいいと言われ、なぜか腰や頸に鍼をされたという患者さんがいらっしゃいました。

昨今糖質制限が流行り、僕も実験しましたが、確かに糖質を摂ると眠気は増します。血糖値の上げ下げがありますからね。

でも生理前や生理時において眠気マックスという状況は、それが主要な原因とは考えにくい。

そもそも鍼灸師としてすべきことは、その状態をどうとらえて、いかなる鍼灸を施すかということが第一で、その上での養生指導です。

もちろん養生は大事でそれなしでは完治はあり得ない方もいますが、診立てをしっかりしてないで、養生を指導するなんてことはとんでもないことです。

鍼灸師としてやるべきことをやる。
まずそれをやらないと。


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by shinkyu--kaminari | 2016-12-09 23:14 | 徒然に | Comments(0)