2017年 01月 30日
三つの楽しみ
かなり前に取り上げた『貝原益軒』先生の【養生訓】
江戸時代初期の先生で、何よりも養生が大事だぞ、と説いた本です。
この中に、人の楽しむべきことは三つある、と説かれているところがあります。
何か想像できますか?
次の三つです。
ひとつめ、人として正しい道を歩き、善を楽しむ。
二つめ、身に病がなく、快く楽しむ。
三つめ、長命で人生を長く楽しむ。
三楽
金銭のことも、食のことも入っていません。
がむしゃらに働いて、身を削り、様々なものを犠牲にして短命に終わる。
それでは何のために働いているのかわかりません。
二つめと三つめはセットのようなものですが、医者であり、儒学者ですからね。
長寿健康を強調したかったのでしょう。
この三楽、僕ら日本人の大概の人は実践できることです。
環境的にそうでない国や地域もあります。
できる環境にあることを幸せに感じて、日々過ごしていきたい。
そんなことを思った季節外れの暖かい今日でした。


ありがとうございます!

by shinkyu--kaminari
| 2017-01-30 20:30
| いわゆる…
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