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通夜と小学生

親友のお母さんがガンで亡くなったのが、小学生の確か4、5年生の頃。

お通夜において、彼が笑顔を作って座っていたことを鮮明に覚えています。

通夜の前に自宅に行って見た柩の中の小さくなった顔。
亡くなった人の姿を見た記憶はこのときが一番はじめで、今でもしっかりと覚えています。

あってほしくないことだけど、小学生や中学生のときに親を亡くす子がいます。

今日はそういうお通夜でした。

亡くなったのはサッカーで関わっていた子の父親。
親を亡くしていない僕には、到底理解し得ない気持ちです。

行ってご冥福をお祈りすることしかできません。

大勢の方が参列していましたが、大勢参列するのは芸能人だけでいいですね。

制服を着た子どもが多い通夜はいたたまれない。

「父親と死」ということについて小さい頃に深く考える必要はないと思いますが、考えざるを得ない状況のときに目をそらさず向き合うことは必要だと思います。

葬儀場で子ども同士でふざけたりしてるのは、目をそらしている状態なのでしょうかね。

次男はシビアに
「父ちゃんが死んだら、サッカーとか吹奏楽部とかもできないよね?」
と母親に聞いていました。

これくらいの考えでいいと思います。
あまりあれやこれや考え過ぎるのもよくないと。

現実になったら直面する問題に否が応でもやっていかなければならない。

ご家族が乗り越えていけることを願うばかりです。


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by shinkyu--kaminari | 2017-03-02 22:40 | 徒然に | Comments(0)