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こだわりにとらわれない

東洋医学としての鍼。

状態を弁えた上での鍼というところにこだわりを持って取り組んでいます。

鍼した、治った、だけでは医学ではない、再現性がない、そこに根拠がありません。
まぁ何よりもよりよく治すためにこだわりを持って少数鍼で治療しているわけです。

ですからそれは目的ではありません。
治療してよくならなければ、その理由を考えて対処する必要があります。

肝胆の経絡のアンバランスから起こっている痛みだと弁証したけど、治療して思うほど改善しない。弁証は確かだけど、局所の停滞が強すぎるために状態が変化しづらい、ということもあると感じます。

局所や局所に近いところには基本的に鍼はしないのですが、局所の停滞が強い場合、その近辺に鍼をした方が気が動くことはあります。

こだわりにとらわれない。

局所に刺すことは少ないですが、否定してはいません。

臨機応変なのか、ぶれているのか。


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by shinkyu--kaminari | 2017-03-24 20:30 | 徒然に | Comments(0)