2017年 04月 03日
続・腕立て伏せ
前回の続きです。
動き作りのための、しっかりと体幹、肩甲帯が使えるようにするための腕立て伏せ。
そのために僕は、脇を締めた状態でギリギリまで身体を落とすことをしてもらいます。
脇を締めるのは、上腕を内旋させないため。ギリギリまで落とすのは可動域を広く使うため。
そうすると、身体を起こせない人が意外に多いです。
そこまで行うことで使われる場所があります。
普段そこが使われていないと、力を入れようと思っても身体が言うことを聞いてくれない。そんな感じです。
実は似たようなことを僕は経験したことがあります。
チンニングという筋トレメニューをしていて、うまく力が伝わらないという経験。
チンニングは手の幅を広げた懸垂だと思ってもらうと想像がつくでしょう。
「背中を使え!」
と言われても、右に上手く力が伝わらない。
これは右肩を脱臼したことで機能していないところがあったのですが、これは怪我していなくても、クセで起こり得ることです。
そのスムーズに行かないところ。
つまり気が上手く流れていないところ。
それを通じさせれば、スムーズに腕立て伏せができるようになることは珍しくないのです。
もちろん何回もやるにはトレーニングする必要がありますよ。
でもできないからといって、トレーニングしたらできるかというと、そう簡単にはいかず、無理矢理行うことで逆に痛める可能性が大きいことを、このことは示唆しているのです。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2017-04-03 20:30
| いわゆる…
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