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続・自己と他者

昨日の続きです。

自己と他者

治療をしていて感じるのは、他者との境界を過剰に作って身体を緊張状態にしている人が少なくないということ、それによって病を作っている人がいるということです。

オフィスであれば、嫌な人とも一緒の空間を過ごすことになりますよね?
でも会話なく過ごしているときに、境界を作って自己と他者を壁のように分ける必要はないと思うのですが、常にバリヤーを張っているような方がいます。

自己と他者の区別が曖昧な状態であれば精神的にも壁はないと思います。
それは無関心な状態でもそうですね。

嫌だということは否定的ながらも関心があるということですから、自己と他者を必要以上に感じることになります。
でもその空間を自分であり他人でもある曖昧な空間にできれば身体にとって悪い状態にはならないのですが、意識して同じ空間にいることを拒絶して身体に壁を作ることで、マイナスの状態にしています。

何にもなされていない空間にまで壁をつくる必要はないんですけどね。

治療をするときは、壁が極力ないようにするわけです。
身体に触れて状態を診ているときは、他者であっても自分に近い状態。
自分の感覚として他者を受け入れるわけですからね。
触れてなくても施術の空間丸ごと自己であり他者でもある状態。

わかります?
というかちゃんと伝えられてるでしょうか、、、


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by shinkyu--kaminari | 2017-05-19 20:30 | 徒然に | Comments(0)