2017年 08月 15日
ようやく、、、
昨日は篠笛の稽古日でした。
不定期に稽古をつけてもらって3年ぐらいになるでしょうか。
ようやく阿波おどりの曲が吹けるようになってきました。
もっと早く吹けるようになっていてもいいぐらい遅いと思うのですが、牛歩でやっております。
僕は踊りの方をやっていて、笛をやるのは将来的に笛を担当していくことを考えて、ということでは全くなく、自分が感覚的に弱い喉周辺を良くしたいという思い、ということは前に書きました。
しかし、曲を吹くとなると、テンポ、抑揚、間、といったものを意識しないと成り立たないわけで、そっちに意識がいくと、喉の感覚、息をいかにいれるかということは疎かになります。
耳で音を分別できているわけでもないので、譜面を見失ったときにこれだと思って出した音が自分の思っていた音と違ったりもします。
身体をオートマチックに操るというのは、簡単なことではありませんね。
不慣れなものを後から獲得するのは大変です。
おもしろいですけどね。
これは患者さんの状況と似ています。
今までと違う使い方を身につける。
違うのは、僕が患者さんに求めるのは、「本来ある自然な動き」を獲得するところ。
稽古をしてもらうと必ず学ぶことがあります。
ようやく曲が吹けたけど、まだただ吹けただけ。
奥の深さをまた感じさせてもらいました。


ありがとうございます!

by shinkyu--kaminari
| 2017-08-15 20:30
| 徒然に
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