呼吸が苦しい

意外と診ることが多いです。

呼吸が苦しいという方。
様々な要因が考えられるわけですが、精神的な問題によって起こることは多いですね。

でも単純に何か嫌なことがあってとか、イライラすることがあってとかではなく、イマイチ具体的に掴みにくいこともあります。ただ身体の反応としては、強い緊張がかかっていて起こっている状態なので、それに対する治療をすると呼吸が楽になる。

先日も「緊張」ということが関わっているんだけど、これというものが断定しづらい方がいました。

初診時よりは身体の反応はすこぶるよくなっているものも、三診して軽度ながらも苦しくなるときがある。

その方はウクレレを趣味でやっておるのですが、その前屈みの姿勢が少し助長しているのではないかと思っていたのですが、それはあるかもしれないけど、それ以上に大きな要因があることに気づきました。

置鍼して休んでもらい、鍼を抜きに行くと、両方の手指が屈曲方向に力が入った状態になっていましたが、そのことに本人は気づいていなく、手が痺れるとだけ訴えたのです。

以前にもウクレレをしていて、呼吸が苦しくなり、その後手が痺れたことがあると言っていました。今回は呼吸は楽だけど手が痺れる。
その日は治療を受ける前にウクレレの練習をしていたんです。

「ウクレレを弾いてる手指の過緊張だったのか!」

僕が指を伸ばしても不随意に縮こまろうとする状態。
本人力が入っていることに言ってから気づきましたが、どうしたら抜けるのかわからない感じです。

徒手で大きく肩を回旋させながら指の脱力を促していると力が抜けて、痺れもおさまりました。

ウクレレとかギターとか三味線とかで手指の緊張というのは想像がつくものですが、触れての緊張感がさほどではなく、そこまで緊張させているとは正直思っていませんでした。

合谷というツボの左右差はしっかりあったので、後渓というツボでとるより合谷でとったほうがすんなりいくのかもしれません。

肺大腸の表裏の関係もありますからね。
拇指の負担が大きく、肺の経絡から呼吸に影響を及ぼしたのでしょう。

そこには身体をまるめていることも関与していると考えられます。

肺気がしっかり働く状態にすることはとても大事です。


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by shinkyu--kaminari | 2017-11-06 20:30 | いわゆる… | Comments(0)