2018年 04月 09日
治る力を信じる
「自然治癒力」
よく東洋医学の文言のように思われがちですが、昔のヒポクラテス医学にあった文言です。
東洋医学ではこれをうたったわけではなく、言っていることはつまりこういうことだよね、ということで使われたのが「自然治癒力」。
この力をもっと信じていいと思うんですよね。
抗生剤を飲み続けないと治らないとか、解熱剤を使わないと高熱で大変だとか。
そんなことをしていると、自然治癒力というものが発動しづらくなると思っています。
ことあるごとに病院に行く、不安だからと子どもを病院に連れていく。
そういう人の方が病気になりやすいように思います。
風邪という邪気は、西洋医学ではウイルスという場合があります。
これが何ウイルスであるかが病院では重要かもしれませんが、東洋医学ではそこは問題にしません。
それによって身体がどうなっているか。
症状はもちろんですが、体表の反応がどうなっているか。
熱が出たら汗がいいように出れば治ります。
便として排出する場合もあれば、尿として排出する場合もあります。
その排出の機能を日頃から高めてあげればいい。
大人も子どもも同じです。
弱っているところがあれば強めてあげればいい。
敵がなんであるかじゃなしに、自分がしっかりしているか。
もっと自分の内側に関心を持った方がいいです。
子どもに対しても、現象だけじゃなしに、触った感じ、見た感じに。
治そうとしている力を邪魔しない。
これは東洋医学だって同じです。
余計にいじらない。
治すのは本人の身体です。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2018-04-09 20:30
| いわゆる…
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