2019年 02月 05日
治るために通る道
喉が痛い。
こんな症状を訴えて当院に来られる方もいます。
風邪をきっかけになることは多いです。
腫れて食べることもしづらい。
大人でも子どもでもあります。
「かわいそうに、、、」
小さい子が食べられない状態になっていると、親もまわりもそんな感情を抱きますよね。
でも、そうなる前に食べ過ぎていた、なんてことはよくあるんですよ。
風邪、風寒邪を受けたときに、それによって体内の熱が逃げ場がなくなり強くなったりします。
熱は身体の前側、上側に行きやすいので、喉というのは影響を受けやすい。
痛みが喉の中にあって、しかも腫れている。そして舌も厚い苔がある。
治療して喉の腫れが軽減し、痛みも減少。
楽になった、と言ってもこれで終わり、ということにはなりません。
有形の邪気として存在していた感じなので、痰として出てきたり、何かしらの方法で外に出て行くことになります。
唇にヘルペスとして出てくる。
ここだけ捉えてしまうと、今度は唇が大変なことになった、という思いをなった人や家族は抱いたりするのですが、邪気が表に出てきたわけです。
こういうことも起こりうる。
治っていくとはそういうことです。
現象にいちいち動揺せず、どんと構えましょう。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2019-02-05 20:30
| 東洋医学
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