2019年 02月 22日
ガッテン!
先日NHKの番組「ためしてガッテン」で鍼が取り上げられました。
最近かなり取り上げられる機会は増えたと思います。
でも報道する方は大変だなぁと感じます。
東洋医学というカテゴリーで考えられていますが、東洋医学として鍼をしている人は多くはなく、テレビで取り上げたように、筋膜や神経といった西洋医学的解剖知識で鍼をしている人も多く、様々なやり方や解釈をして行われている現状だからです。
東洋医学ですから、西洋医学の考えで理解しようとすると、理解できないものが多々あります。哲学が違うので当たり前です。
目に見えるもの、数値で表せるもの、そうでないものは存在しない、科学的でないというような風潮があるように思います。
だからテレビとしても極力わかりやすく画像で示せるものを取り上げていました。
「鍼の響き」、鍼が効いているとピクッと動くということを、伝えていましたが、そんな単純なものではありません。
でもそういうものはわかりやすいですよね。
これはこう、というかたちで示せた方が構成としてもスッキリします。
今回のものは、僕がやっている鍼とはちょっと違いますが、鍼によっていろいろな病が治っているという解釈を持てる内容であり、世間一般の人が興味を持つキッカケになれたのではないかと思います。
やっぱり関心を持ってもらうということに関し、テレビは大きいですね。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2019-02-22 23:30
| 東洋医学
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