2019年 03月 03日
スポーツメディスンフォーラム 2019.3.3
休日の今日、以前書いていましたが、「スポーツメディスンフォーラム」というものに参加するため大阪はまで行ってきました。
スポーツドクターやアスレチックトレーナーにとっては資格を更新するための義務研修にもなっています。
更新は4年に1回なのですが、普段どっぷり東洋医学に浸かっている僕にとっては、最近のスポーツ医学の考えを耳に入れる絶好の機会です。
印象に残っているのは何よりも「講義」ではないため、一つ一つの演題の発表がタイトなためみなさん早口(^^;;
それはさておき、大まかに挙げると、前十字靭帯損傷に関すること。テクノロジーを利用したデータの可視化。脳科学とイップス。そしてラグビーW杯に関するメディカルサポート、レガシープラン、将来像。
はじめの前十字靭帯の受傷に関する見解、リスクとなり得る条件、チェック。
ジャンプしての着地のチェックというのは、本人に自覚をさせるためにも有意義なものであると思いました。
また気になったのは、問題は抽出できたけど、その動きの癖を「トレーニングによって」改善するということにすんなりいってないことですね。
これを大学で研究している方は対象は大学の強豪校。中にはばらつきがあってもそれなりのトップアスリート。
発表者は染み付いてる癖を改善するのは大人になると難しいと言っていました。
これは正直子どもだったら簡単かと言ったらそんなことないですよ。
「トレーニングによって」は子どもであっても大人であっても難しいと思います。
僕的には治療が必要なことだと感じています。
また治療することで改善することも経験しております。
質問というより提言になってしまうので、何も述べてはいませんが、かなりこの分野での隠れた需要はあるし、ドクターとトレーナーだけで試行錯誤することではなく、治療家トレーナーを起用すべきだと思いました。
またラグビーのメディカルサポートについては、非常に学ぶべきところが多いと感じました。
グローバルスタンダードに届いていないという指摘の中から、この数年でラグビーのメディカルサポートは格段に上がったとのことです。
それを学ぶ場もできてきているので、機会を作って参加したいと思います。
やっぱりスポーツ現場にも関わりたいなぁ。
自分が今までやってきたことは間違いない。
それを確信できた場でもありました。


ありがとうございます!

by shinkyu--kaminari
| 2019-03-03 20:30
| トレーナー
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