2019年 03月 13日
迷信??
普段診ている小学3年生の男の子。
昨日午前中に母親から電話があり、前日足を捻っていつもはそこまで痛がらないが、翌朝足をつくのも痛い感じで、学校まで自転車で送ったが、移動をケンケンしているから、夜に診てほしいとのこと。
聞くと腫れてはいないとのことでした。
夕方過ぎになって来院。
診てみると、しっかり腫れてます(^^;;
子どもには腫れてないから大丈夫だと言っていたようです。。。
靭帯部より骨上に腫れがあり、圧痛も酷かったので、内出血は無いものの、骨折の可能性も考えられることから、病院でX-RAYを撮ってもらうようにお願いしました。
骨折でも僕のやることにあまり変わりはないのですけどね。
今朝病院に行き、その足でうちに報告にきました。
折れてはいなかった。
ホワイトのテーピングで土曜まで過ごしてくれとのこと。。。
「大丈夫か?」と思わずにはいられない対処の仕方です。
ホワイトテープなんて数時間で固定力はかなり落ちますからね。
4日もそのままって。。。
そして鍼の先生に病院を受診するよう言われたことを医師に伝えたようなのですが、、、
「鍼?そんな迷信を信じて、、、」
と吐き捨てるように言われて怖かったとのこと。
【迷信】意味:迷妄と考えられる信仰。また、道理にあわない言い伝えなどを頑固に信ずること。その判定の標準は常に相対的で、通常、現代人の理性的判断から見て不合理と考えられるものについていう。【広辞苑より】
この先生は鍼の何を知っているのでしょう?
鍼が果たしてきたことの歴史、今現在行われていること、また医師においても鍼灸東洋医学を学ぶ人がいること。もちろんWHOでも認められていること。
「迷信」なんていう言葉を用いること自体、そもそもおかしい。
僕の方が開業したのは先ですが、近所ですから、そのうち挨拶をして連携していける部分はしていこうとも思っていたのですが、残念です。
知った上での判断ならばいいですけどね。
自分の頭の中だけで、そういう判断をすることがかわいそうに思います。
無知の知。
知らないことに偉そうなことを言っちゃダメでしょ!


ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2019-03-13 23:30
| 東洋医学
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