2019年 04月 24日
胃腸炎
吐き下し。
からだの状態を整えるのが鍼灸東洋医学ですから、こういったことももちろん治療します。
病院に行っても具体的な対処法はないようですね。
ひどくなると点滴。
吐く症状がひどいうちは水を飲んでも戻してしまいますからね。
数十分おきに吐いて、眠ることもしっかりできない。
そういう子を見るのは親として辛いですよね。
「うちで診ますから、今度そうなったら連れてきてください。」
と言っておいたら、しっかり連れてきてくださいました。
「感染性胃腸炎」という名前から、感染るのは近くに感染す人がいるからと、まわりの所為にする人もいますが、そんなことはありません。
自分の状態がよければ影響はさほど受けないのです。
この時期は、温かくなってということ、そして肝気が昂ぶりやすくなり、食欲が増す人が多いです。食べても食べてもお腹がすくなんていうことも起こりやすい。
そうすると、胃に負担がかかっている状態になるわけです。
そこに気温の高低差が激しいので、外邪を受けやすい。
その外邪が胃に入っていきやすいわけです。
そうすると胃の働きに問題が出て吐く。
食べ過ぎ注意ですよ。
この年長の男の子もそういう傾向があった様子。
治療したら眠くなったようなので、休ませました。
するとよく寝ます。
数十分たち、親が起こすと、飲み物を飲みたがったので、僕が予め用意していた水を少量(一口未満)飲ませました。
すると、吐気。
落ち着いてから診ると、おさまっていた気逆の反応がまた出ていました。
しっかり寝れていない影響もあります。
もう一度治療し、先程より良好な反応を示したところ、再び入眠。
今度起きたとき、飲んでも戻さず、だいぶ回復していました。
ベッドが空いているときは、その後を診るために急性期の場合、少しその場で様子を見るようにします。
いろいろ変化しますからね。
大事なことです。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2019-04-24 20:30
| いわゆる…
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