漢方薬を飲むよりも、、、

「この状態だとどんな漢方薬を飲んだらいいですか？」

こういう質問少なくありません。

その場合、よっぽど「これ！」というものがない限り、僕が提示することはしません。

漢方薬に対する知識がないわけではないけど、しっかりと漢方薬を匙加減ができる知識はありません。中途半端なことをやるくらいなら、やらずに本家に任せた方がいいと思っています。

基本漢方外来ではなく、漢方薬局の先生ですね。

「証」ではなく、「症状」で漢方薬を処方するようなやり方は信用しません。

また中には、漢方薬を飲むよりも生活を改善した方がいい場合が多々あります。

寝る直前までパソコンを使って仕事をしていて眼が充血するというのに対して、まずするべきはその時間までやらないことですよね。

どうしてもそこまでやる必要があるというのならば、日頃の養生としての漢方薬の処方を考えるでしょうが、そんなことをしていたらいつか身体がおかしくなります。

やるとしても一時的だけ。

養生というのは、無理をさせるためにやることではないと思っています。

睡眠時間が2時間くらいなのを、そのままで対処するのはおかしいですよね。

これは鍼灸だって同じです。

まずその前にやることがあるでしょ！ということです。

本当は終えて寝たいけど、仕事に追われて寝るわけにいかない。

そういう方もいるでしょうね。

何のために仕事をするのか。

身を滅ぼしてからでは遅いです。

どうしても改善できなければ、仕事を替えることだってありだと思います。

大事なことは何か。

それを失ってはいけません。

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