2020年 05月 27日
小1の苦悩
先日当院に来院している、この4月から小学1年生の男の子が
「もっと難しいことやりたいんだよなぁ」
と言っていて、そうだよなぁ、と思ったことがありました。
来週からいよいよ学校が段階的に再開されていきますが、それまで彼らは課題を与えられ、家でやっているという状況です。
入学式も終わっていない小学1年生の課題は、「あいうえお」
平仮名ですね。
これもったいないなぁ、と自分の子が小1のときも思いました。
みんな幼稚園や保育園でやってきてるんですよね。
これは他のことにも言えるのですが、幼稚園では一番の年長者として、下の子の面倒をみたりしていて、運動会でも係とかを任されて縦横無尽に活躍して、お兄さんお姉さんとして動いています。
でも小1になると、もちろん一番年少者になるのですが、扱いも「年少さん」になってしまう。
運動会でやることも、かわいさが売りの幼児っぽさの残る競技。
もっとこの辺をうまく移行できないかなぁ、と思います。
こんなバカらしいことやってられない。そう思っても不思議じゃない気がするんですよね。
そんな思いを抱いて、これから学校に通う1年生が、今回はより多いのではないかと思っています。
新しい環境という場所に誤魔化されずに勉強と向き合ってしまっているからです。
そんな状況なのに、人と人との距離を気にして先生は対応しなければならない。新しい友達を積極的に作らせながら。
なかなか骨の折れるミッションですね。
親御さんもいろいろ心配でしょうね。
どうなるでしょう。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2020-05-27 23:00
| 徒然に
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