2020年 11月 12日
変化
以前やっていたけど、やらなくなったこと、やっていなかったけど、やるようになったこと。
日々臨床を重ねていくと、当たり前のようにそういうことはあります。
治療手法だったり、診断方法であったり。
僕が所属している会としての基本診断はありますが、これを診るとからだの変化を追う上でわかりやすいという独自に診ていることもあるんですよね。
こちら側だけがわかっていても、患者さんがわかっていないと、すぐに効果を判断できないようなことは、本当によくなっているかわからないですよね。
だから共通認識を得られるものを探します。
関節可動域だったり、持った感じの重たさだったり、触った感じの感覚だったり。
気づいた方もいると思いますが、最近うつ伏せのときに、大腿部を把持して少し上に挙げることをしています。
これによって大腿部に関わってくる流れだったり、抵抗感などを診ています。
診るようにすると、なかなかおもしろい。
鍼した後の変化も患者さんにとってわかりやすいです。
抵抗感がなくなったり、軽くなったり、左右差がなくなったりしますからね。
思いつきではじめることも多いですが、そこからいろいろな発見があります。
変化しながら発展していきます。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2020-11-12 20:30
| 身体感覚
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