2021年 02月 02日
花粉症??
ちらほら聞こえてきてます。
「ちょっと花粉症がではじめています。」
という声。
目のかゆみやくしゃみと鼻水などの症状を来すわけですが、早い人は大寒過ぎたくらいから出る人もいます。
それが「花粉症」だと断言できるものではないですけどね。
毎年花粉症の症状が出る人が、症状がではじめたということ。
聞くと、外に出ているときではなく、目をよく使ったときや、朝起きたときに出やすく、日中はそれほど気にならない、という人も多いです。
それは「花粉」の影響じゃなさそうですね。
そもそも、花粉症は春の肝の気が昂る時季に、気の上昇とともにからだにある水邪を鼻にあげて鼻水となったり、肺の下げる働きがうまく働かなくなってくしゃみが出たり、肝と関わりの強い目に気が集まりかゆみとなったりするものと東洋医学では考えます。
ですから、目に負担をかけていたり、余分な水の滞りがあると、同様の症状を惹起しやすいです。最近温かい日があったりするので、変化にからだがついて行きづらい人は上昇と下降の問題が出ます。
つまりはベースが良ければ花粉症は回避できるということです。
こういう世の中の状況で、うまく発散できていなかったり、運動不足、食べ過ぎによって花粉症を誘発しやすい状況を作っている人は多いでしょうね。
風邪だか花粉症だかわからない、という人も多いですが、軽い風邪からはじまる人は多いです。気候の変動が多い時季ですからね。
いろいろ予防はできるのです。
何をしてもいつもひどくなるという方、鍼はしていますか?
かなり改善しますよ。
今日も目のかゆみを訴えている方いましたけどね。
帰るときにはスッキリ。
花粉症ネタは毎年言ってますが、そんな季節になったんだなぁ、という感じですね。


ありがとうございます!

by shinkyu--kaminari
| 2021-02-02 20:30
| 東洋医学
|
Comments(0)