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宥坐之器

先日「湯島聖堂」をはじめて訪れたのですが、そのとき恥ずかしながら、はじめて「宥坐之器(ゆうざのき)」というものを目にしました。

みなさんご存知ですか?

自らの戒めとするために身近に置いてある道具のことで、「宥坐」は身近や身の回りという意味とのこと。

桓公(かんこう)の墓にあった器は「水が入っていない空の時は傾き、水を適度に入れるとまっすぐに立ち、水が満ちるとひっくり返り全てこぼれる」というもの。


それが「湯島聖堂」にあります。
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この中にあるのがこちら。
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空っぽのときは傾いていて、水を入れると真っ直ぐになり、入れていき多くなるとひっくり返ってこぼれます。

実際に水を入れることができます。

「知を持つものは愚を自覚し、

功績を持つものは謙譲の心をもち、

力を持つものは恐れを忘れず、

富があるものは謙遜を忘れずに

正しい姿勢を保て」

と孔子が説いたということです。

実はこれを実際にできる場所はあまりないです。

実際に機能しているものが中国にもなく、針生清司さんという方が制作し、中国含め、全国数ヵ所に寄贈したようです。

東京ではおそらく「湯島聖堂」だけだと思います。

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ちなみに建物の外にもあります。

積み重ねていっても、やり過ぎると全てを失う。というのが印象的ですね。

中庸の大事。


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by shinkyu--kaminari | 2021-03-09 21:30 | 徒然に | Comments(0)