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なぜ反対側に?

「なぜ右にすることが多いのですか?」

①自分の気になる症状は左にある。

②悪いところは左。

③それを治すのだから左に鍼をするのが普通。

この質問をした患者さんはこういう三段論法から言われたのだと思います。

確かにそういう場合もあるのですが、これは決まったものではありません。

痛みやしびれなどが片側に強く感じる場合、そこにおける気血の停滞、または気血の不足が起こっていると考えられますが、そのまますんなり同側に反応が出ているとは限らないのです。

反応というのはツボの左右差が大きく、治療穴として使える状態ということです。

左右のバランスの崩れとしての反応が反対側の方が強い場合もあります。

何も訴えを無碍にしているわけではありませんし、刺している側を間違えているわけでもありません。

傾向としては、こじらせているような人、陳旧化している人の方が、反対側に反応が出やすいと思います。

あくまでも傾向として。

症状のある方に反応があるはずだ、という固定観念で診ていくと失敗することになり、そういう経験も今までにしています。

そのため純粋に先入観なく診ることを心がけています。



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by shinkyu--kaminari | 2021-05-12 20:30 | 東洋医学 | Comments(0)