よくなっていると認識する

以前は通院してたけど、心配性なので最近になってようやく埼玉から当院まで来る決心がついた方。

「弾発指」と診断され、病院で注射をしてもらったら、腫れてしまって痛みが増してしまったということで来院されました。

まぁ他にも諸々の不定愁訴はあるのですが、それが最も気になる、ということで、来院前から電話で鍼をしたら指がよくなるか、聞いてきてました。

一度治療をして、2回目のとき

患者「先生、ここが痛くて（左の季肋部）、、、あと左のお尻、、、」

僕「あれ？指は？」

患者「ああ、あれはもうほとんど痛くない。」

こういうこと、結構あります。

良くなると、何もなかったように忘れてしまい、こちらから話さないと話題にもあげてこない(苦笑)

いいんですけど、しっかり「よくなってよかった」という気持ちを抱いた方がいいですね。

気になることを追いかけていくと、常に自分には何か問題が起こり続けている感じになります。

ゆとりがなくなる。

しっかり自分はよくなっている、という気持ちとともに次に進んだ方が、追われるのではなく、対処していくことができるようになります。

ゴミがそのまま残っている感じは、片付いているはずなのに、すっきりしてないですよね。

しっかり捨てる。

意外に大事なことです。

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