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広い視野

主訴がいくつもある。

そんな方珍しくありません。

運動器疾患も内科疾患も皮膚疾患もという感じだったり。

西洋医学では別に考えるものでも、東洋医学の観点では関連しているものも多いので、次のときに、あれはどうだったか、これはどうだったか、ということをひとつずつ確かめるわけです。

このとき主訴がいくつもある人は、たいがい良くなった主訴を忘れています。

「これはどうでしたか?」

と聞いて前回治療以来はじめて気にしたことに気づきます。

「そういえば全然気にならないです、、、」

意識が症状に向かっていくので、ないものは気にしないんですよね。

大きく物事をとらえていないで、小さい事象を気にしたりするわけで、これは生活にも表れてきます。

症状が良くなった、という観点はもちろんあって良いのですが、からだが変わってきている、良くなっているという観点も持って欲しいと思います。

自分の日頃の行いも広い視野で見れるようになりますからね。

それが症状が改善する上でとても大事だったりします。


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by shinkyu--kaminari | 2021-12-14 21:00 | 東洋医学 | Comments(0)