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PEACE&LOVE

昨日の続きです。

軟部組織の損傷には、現在「PEACE &LOVE」という考えが提唱されている、という話です。

ではその「PEACE &LOVE」とは何を指すのか。

P PROTECTION(保護)
E ELEVATION(挙上)
A AVOID ANTI-INFLAMMATORIES(抗炎症薬を避ける)
C COMPRESSION(圧迫)
E EDUCATION(教育)
&
L LOAD(負荷)
O OPTIMISM(楽観思考)
V VASCULARISATION(血流を増やす)
E EXERCISE(運動)

RICE処置の流れでPORICEと提唱されていた中に含まれていた
P(保護)とC(圧迫)とE(挙上)はそのまま変わらず。

Aにおいて、組織の回復を低下させるから抗炎症薬を避け、アイシングも避けるように言っています。
僕はアイシングは状況においては有用だと考えていますが、用いなくていい場合は多いです。

Eの教育というのは、もちろん今までも必要なかったわけじゃないけど、明言したということですね、語呂的に。

Lとしてしっかり負荷を与える。これは大事です。結構早い段階から負荷をかけます。その日からでも。

Oの楽観思考というのはしっかり関係があって、やはり心身一如ですからね。これは東洋医学をやっていればわかります。

Vの血流を増やすということでは有酸素運動を言っています。もちろん負荷をかけるということが、血流を増やすということにもなりますので、適切な負荷が大事です。

最後にEということですが、あえて最後につけなくても負荷が運動でもありますが、これも語呂的につけたようにも思います。まぁより専門的なことを言っているのかもしれませんね。

ざっと補足しましたが、こんな感じです。

アイシングの功罪が言われて、バッサリと切り捨ててもいますが、負の効果の方を避けてほしいということから切り捨てていると思います。

まぁいろいろ時代とともに変わります。

東洋医学的には変わりません。
これはすごいことだと思いません?


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ありがとうございます!
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by shinkyu--kaminari | 2022-01-22 20:30 | いわゆる… | Comments(0)