2022年 05月 20日
胃腸が弱いということ
「胃腸が弱くて、脂っこいもの食べると下しやすいんです。」
とか
「冷たいものを飲むとお腹痛くなってすぐ下すから、普段から温かいものを飲むようにしています。」
といった胃腸症状を訴える人は少なくありません。
それを主訴として来院される方もおりますし、主訴以外に気になる症状として話される人もいます。
胃腸が弱い。
食べたり飲んだりした影響があるわけなので、胃腸に問題があることは間違いないのですが、胃腸そのものの負担により起こっている人もいれば、ストレスにより胃腸を自分の中で攻撃して弱っているために、刺激のある飲食で胃腸症状を呈することもよくみられます。
何をもってそのことを判断するのかというと、それまでの状況、経緯はもちろんですが、体表観察によって判断します。
脈や背中や手足のツボの状態などです。
どこのツボに問題が生じているのか。
ツボは左右同じ箇所にありますので、その偏差が大きいところが最も問題となっているところと言えますし、そのツボの状態がどうなっているかで、弱りがどの程度かというところも判断します。
それが回復していくと、症状も改善していきます。
子どもの頃から弱かった、なんていう方おりますが、だから変わらないなんてことはないです。
同じ傾向になっているからだの方向性が変わればいいのです。
ありがとうございます!
by shinkyu--kaminari
| 2022-05-20 20:30
| 東洋医学
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